住民窓口業務のDX化(住民課)
1 住民窓口業務のDX化
(1)概要
役場の住民窓口業務のうち申請届出業務において、デジタル化をすすめて、最終的には来庁せずとも手続きができることを目指し、住民及び職員の手間を省く。
(2)現状分析・課題
住民窓口業務は、窓口対応、電話対応に追われ人手が足りていないと感じる。これは業務の種類が増え続けているにもかかわらず、処理手順があまり変わらないことが原因の一つであると考える。
(3)解決手段の概要
①電子申請の拡充
・マイナンバーカードを用いた電子申請を拡充する。
・手数料は、デジタル決済を利用する。
・医療保険の各種届出も申請可能とし、添付書類は、画像ファイルで取り扱う。
②マイナンバーカード交付予約のシステム化
・現在カードの予約は電話対応のみだが、これに予約システムを導入する。
・ログイン方法は、予約案内の通知にQRコードを記載しこれを利用する。
③申請書記入行為のデジタル化
・免許証、マイナンバーカードをAI-OCR※により氏名生年月日等を読み取り申請書に転記。 ※AIが画像データから文字を読み取り、高い精度で文字データに変換するソフトウェアのこと
・電話番号や必要な証明書の種類、枚数はタッチパネルで入力し、申請書データを出力。住所を入力する場合は、あらかじめ大字等をプリセットして選択式とし、入力の手間を省く。
・顔認証機能を用いて、同時に本人確認を行う。
(4)期待される効果
・住民と職員双方の手間が省ける。
・コンビニ証明書交付は0時から6時は利用できないが、申請行為は24時間可能になる。
(5)懸念事項
小山町の人口規模では、費用対効果が低い。
2 小山町職員アイデアソンについて
本アイデアは、令和4年度小山町DX 人材育成研修の一環として、参加者が考案したアイデアを公表するものです。その他のアイデアは、以下の一覧ページからご覧ください。